江戸時代の歯痛はおまじないで治したって本当??
平安時代には病気や、虫歯になると悪霊がとりついたと信じ僧侶や陰陽師、祈祷師がまじないや祈祷をしていました。平安時代には、口中医(昔の歯科医師)が誕生し、上流階級を対象に歯痛の治療をしていました。江戸時代の庶民は、歯が痛くなると「困ったときの神頼み」と神仏に祈る、おまじないをしていたのです。東京、大阪、京都など古い城下町には、歯の神様や歯痛地蔵が今でものこっています。入れ歯師は、江戸時代に誕生しました。歯痛治療に漢方を受けられたのは、庶民でも経済力がある人達でした。その他、民間療法として鍼師が鍼をうつ、灸をすえる、売られていた歯痛止め薬をつけるなどがありました。 続く・・・・・・・ Dr RIKAKO